2013年11月5日火曜日

鈴木紀行と「ティートン・ブロス」



話:阿部雅彦

鈴木紀行とはじめて出会ったのは1999年。ジャクソンホール(ワイオミング州)で4年間、スキーとカウボーイ・ライフを堪能したという彼に、コラムの執筆依頼をしたのが始まりだった。

屈強な身体と人懐っこい表情。サッカーのトップ選手として活躍していた経歴を聞くと、”雲の上のような存在”に思えた。実際、一緒にフィールドに立つと身体能力の高さに驚愕した。

ただし、当時の彼はスキーの世界においては”何者でもなかった”。純粋にすべることが好きで、英語が得意な若者。出会った当時、彼は花屋さん。しかし、鈴木の”スキーにかける想い”は本物だった。その後、本格的にスキーの世界へ。

2008年にドメスティック(国内)アウトドアウェア・ブランド「ティートン・ブロス」を設立。以来、自分たちが本当に作りたい、欲しいウェアを追求。






ティートン・ブロス(Teton Bros)のアルパイン・ジャケット『ツルギ・ジャケット』は、日本ブランドとして初めて、アメリカの「ポーラーテック・エイペックス・アワード」賞を受賞。

”本アワードは、米国ポーラーテック社が世界中の新製品から、機能性やデザイン性、先進性などの基準を元に、データのみでなく実際のフィールドテストも行って審査する権威ある賞だ(『POWDER SKI』誌)”

今回受賞した「ツルギ・ジャケット」は、開発に2年の歳月を費やし、軽量化を図りながら必要な全機能を搭載した”アルパイン志向渾身の製品”に仕上がっている。



抜粋:『POWDER SKI 2014 winter

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